花束の寿命ってどのくらい? どれだけ長持ちさせられるかの記録

長年お世話になった職場を退社する際、大きな花束をいただいた。

せっかくいただいた花束をできるだけ長く楽しむべく、試行錯誤した経過を写真とともに残しておこうと思う。

ここで触れていく花の内訳はざっくり以下のとおり。

  • バラ
  • ガーベラ
  • ヒペリカム(赤い実)

2日目~4日目

咲いていたユリがこれでもかというくらい開き、色が濃くなってきた。そのほかは大きな変化なし。写真もなし。

部屋では暖房をかけているので、暖房の風が当たらずひんやりとした窓際に置いている。

最高気温:16.2℃、18.6℃、18.7℃

5日目:バラの首が折れてきた

花束のまま花瓶に入れて楽しんでいたところ一本のバラが首がもたげているのに気づく。

中ほどのバラ。右のユリのつぼみに寄りかからせ誤魔化しているのがわかる。右下にうっすら見えるガーベラも首をもたげていたので映らないように誤魔k……(略。

このままじゃダメだ! と、それぞれを救出すべく急いでばらすことにする。

救出作戦

一旦垂れてしまった首はどうすればよいかネットで調べたところ、

  • 全体を新聞紙でくるんで深いバケツにつける
  • 切り口を焼く

など、いくつか方法が出てきた。

深い水につけるのは水圧がかかることで水の吸いが良くなるらしい。言われてみると、花屋の裏手で新聞にくるまれた花がバケツに突っ込まれているのをよく見る。切り口を焼くのは、焼くことで飢餓状態を起こり、焦って水を吸う、、、らしい……。

(調べるうちに混乱)

調べるといろいろな方法が出てくるし、花によっても適した方法が異なるようなので、ちょっと知りたかっただけなのに収集がつかなくなってきた。

素人が荒療治的なものを行う勇気はない。とりあえず「水を吸わせる」ために「水を清潔に保つ」ことが大切だということはわかったので、以下を試す。

  • 様子を見ながらこまめに水切り
  • 水は毎日取り換える。その際、花瓶も洗う
  • 切り花の延命剤を入れる(大手花屋チェーンで購入)

最高気温12.9℃

6日目

上記を試した結果、あっという間に

復活した。

バラは垂れた首が真っ直ぐに

写真を見てほしい。完全に復活した。

バラは「水の吸いが悪く、すぐ首が垂れてしまうという」イメージがあったのだが、ビックリするくらい上を向いた。これならバラを買うのも怖くないと思える。

逆に花束のままにしておいたらどうなっていたかと思うと怖い。あっという間に水を吸わなくなるだろう。(そういう目に遭うバラも少なくないだろう)

ガーベラは意外と強い

ガーベラもバラと同じく首が垂れてしまう、または花びらの元気がなくなってしまうイメージ……だったのだが、数週間前のガーベラが元気という話を聞いたほか、たまたま寄った花屋でガーベラの「日持ち保証」のタグを見かけたりと、こちらもイメージよりも長持ちするのかもしれない。

ユリはつぼみがどんどん膨らむ

いただいた時点で咲いていたユリはこれでもかというくらい開ききり、色が濃くなってきた。こちらは徐々に枯れると思われる。

対して、黄緑色に固かったユリのつぼみは、じわじわと色づいて今にもはじけそうなプックリ具合。切り花なのにすごい生命力。

この隙間。覗き見しているようで堪らない(笑。

上から見るとこんな感じ。

最高気温:15.0℃

つぎつぎ開花するユリの陰で……ガーベラは水切り危機 に続く